主な年中行事

大師講
毎月21日 午後2時~
835年3月21日にお大師様が入定(生き仏として永遠の瞑想に入り、現在も祈り続けています)されました。
そのため21日はお大師様の縁日として、お参りくださった方々とともに報恩感謝のお経をあげています。
特に1月の初大師には皆様の1年の心願成就を祈願します。
(1月、5月、9月、12月は護摩を焚いてご祈祷しています。7月と8月はお盆参りのためお休みです)

写経とは経典を書写することであり、僧侶の重要な修業のひとつです。
一字一句に願いを込めて浄書すれば、雑念を払い、心が安らかになるといわれています。
どなたでもご参加いただけます。
湘南七福神
1月1日~10日

逗子・葉山の7つのお寺で催しており、当寺は商売繁盛と招福の神様である恵比寿さまを祀っています。
七福神ご朱印の色紙、福笹、福顔等を授与しており、徒歩やバスを使って1日でゆっくり巡ることができます。
当寺は1月2日からお茶のご接待をしておりますので楽しんでお参りください。

星祭り
2月3日
星祭りは古来より行われてきた宗教行事です。
生まれ星は人の運命を司るとされ、その星は年の変わり目である節分を境に変わります。
当寺では弘法大師伝来の真言密教の秘法にて、九星七曜二十八宿を基に、星回りのよろしくない年は悪事災難から免れるように、星回りの善い年はより善い年となるように祈願いたします。
お申込みいただいた方には、ご家族のその年の幸いと無事を込めお札をお渡ししています。
花祭り
4月8日

お釈迦様のご生誕をお祝いする日です。
生花で飾った花御堂の中の誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。
これはお釈迦様が誕生された時に、甘露の雨が降り注いだといわれることに由来します。
誕生仏とは、お釈迦様がお生まれになったとき、七歩歩いて右手で天を、左手で地を指し「天上天下唯我独尊」(=みんなそれぞれ尊い命である)とおっしゃったお姿を表しています。。
大施餓鬼会
8月7日

施餓鬼は玉蔵院が一番賑わう行事です。
人のことを忘れ、身丈の合わない自分の欲望を追い求める者を仏教では餓鬼といいます。
この法会では、多くのお檀家さんが参列しお焼香をして先祖供養とともに餓鬼をはじめ、ありとあらゆる精霊(しょうりょう)に対し供養をします。
この供養を通し、徳を積むことで自らにも救いがあるとされています。
大般若転読会
11月3日

大般若経六百巻を大勢の僧侶で転読(てんどく)し、七難即滅・七福即生・厄災消除・家内安全・如意円満を祈願するものです。
大般若経は千三百六十余年の昔、玄奘三蔵(三蔵法師)がインドより中国に持ち帰ったお経で全部で六百巻、文字数は約四百八十万文字以上あります。
一度に読むことは大変なことであることから転読といい、経本を1巻1巻正面でパラパラと広げ流し読むことで、清らかな「般若の風」が起きるとされ、この風をあびることにより参列の皆様の所願成就につながるとされています。